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イガ系
イガ系とは、東海及び関西の長距離レースの飛び筋である。
並河ラインAのうち「335311号」のラインを言い、特に三重の前川亘弘氏により一気に開花し全国に広まった。
当盛岡連合会でもこのラインでかなりの1000K鳩が誕生した。
イガ号とイガ系統関連図
滋賀の強豪河村圭吾さんに使用血統について伺ったときに「イガ系」と答えられた。「イガ系」????聞いたことがないと思いつつ四国、伊賀さんのラインAですかと聞いた所、その通りです、とのことでした。
その後、鳩のオークション運営をされている菅原さんの出品鳩にイガ系の源鳩「イガ号」という文字が目に入り、調べていくうちに伊賀さんの335311号、大洋号(太陽号)のラインではないかと思い、菅原さんにイガ号の資料、系統関連図を送って頂きました。
イガ系による大活躍
三重県の前川亘弘氏、圧倒的な強さでシルバー賞、翌年は実質のクラウン賞の成績を残しました(主催者の都合により三賞の受賞なし)。盛岡連合会でも氏から教えを請うために藤沢、佐藤(四)両氏が数回に亘り氏の元を訪ねました。特に目について特訓を受けてきたようです。
イガ系活躍鳩 資料集
イガ系の活躍鳩は多数に上ります。手元にあるものをアップしました。
系統関連図に出てくる河村圭吾氏GN総合2位の直子 10XA01010 B ♂
太洋号(太陽号) 61-79486 BP ♀
- 出版物には太洋号、イガ号の血統書には太陽号と直筆で書かれている。
- この資料によると並河335311号は1200Kレースで失踪、子供2羽が伊賀鳩舎に行ったことがわかった。
- 太陽号は335311号孫ということがわかった。